Sunday 25 September 2022

Androidアプリ開発環境を準備【Chromebookプログラミング】


以前に Visual Studio Code を入れた Chromebook に、Android Studio も入れてみました。これでアプリも作れます。

    Contents
  • Android Studio セットアップ手順
    1. システム要件の確認
    2. ダウンロード
    3. インストール
    4. 初期設定
  • Google の無料 Kotlin コース

Linuxがインストールされていることが前提条件。まだの場合、先にこちらをご覧ください。



Android Studio セットアップ手順

まずは Android Studio のダウンロードサイトに行って・・・

1.システム要件の確認

少し下へスクロールすると、"System requirements (システム要件)" の記載があります。

Chrome OS

8 GB RAM or more recommended
4 GB of available disk space minimum
1280 x 800 minimum screen resolution
Intel i5 or higher (U series or higher) recommended

Android Studio - System requirements

Recommended devices(推奨デバイス) は Acer の場合、Chromebook 13他、となっています。

うちのは Chromebook 14 (Celeron N3160, 32GB)だから、Chromebook 13 (Core i5, 64GB) より大分能力的に劣る。まぁ、やってみて考えよっと。とりあえず何でも試しだ。※この後、Core i3 の Chromebook (こちらも事務作業用) にも入れてみたが、やはり遅くなるのでアンインストールした。やはり開発用マシンには金を惜しむべきではないことを実感したのでした。


2. ダウンロード

"DOWNLOAD ANDROID STUDIO" ボタンの下に "for Chrome OS" とあるのを確認し、ボタンをクリック。

出て来た利用規約に同意し、"ダウンロードする: ANDROID STUDIO ( CHROME OS用 )" ボタンをクリック。

ダウンロードした圧縮ファイル(DEB パッケージ)は Downloads にあります。


3. インストール

Android Studio の Document に、OS 毎のインストール手順があります。Chrome OS は下の方。

https://developer.android.com/studio/install?hl=ja

[公式] Android Studio のインストール

説明がアッサリしているので補足すると・・・

1) ダウンロードされたファイルを右クリックし、 "Open with ..." を選択。

2) ペンギンアイコンの"Install with Linux(Beta)をクリック。Linux 環境にインストールされます。

3) "INSTALL" をクリック。

4) "OK" をクリック。

5)完了メッセージが通知ウインドウに出ます。

で、どうなったかというと・・・

Launcher の後ろの方、Linux Apps の中にいました。Android Studio のグリーンのアイコンが。

ここで一旦、マシンを再起動した方が良いかな。


4. 初期設定

Android Studio のアイコンをダブルクリックします。

初回だけ「設定を引き継ぐか?」という確認が出ます。初めて入れる場合は引き継ぐような設定は無いので、"Do not import settings" を選んだまま "OK" 押下。

更にこちらも初回だけ、「Android Studio の今後の開発に役立てるため、Android Studio とその関連ツールの利用状況に関する匿名データ(anonymous usage data)を Google が集めることに同意しますか?」という確認が出ます。「いつでも設定は変えられます。」とあります。

これは自身の方針に合った方を選択。私はこういうものは、データ送信する方を選ぶことも結構多いです。

インストーラが立ち上がります。"Next" 押下。

特別カスタマイズしたい人以外は "Standard" を選んだ状態で、”Next" 押下。

作業環境はダークモード?普通の白い画面?好きな方を選んで、"Next" 押下。

変更があれば前の画面へ戻ってやり直し。この内容で良ければ "Finish" 押下。

Android Studio が立ち上がって来ました。最初の準備はこれで完了。

後はやりたいことを選んで次へ進みます。一つプロジェクトを作ってみたけど、言語は Kotlin か Java が選べるみたい。

しかしシステム要件を満たさない環境に入れてしまったので、動作が重い・・・大事なマシンを壊す前に、もう少し良い Chromebook に開発環境を移したいと思います。皆はマネしないでね。

「普通の Chromebook だけど、アプリ作りたい!」って人には、ブラウザで開発する方法も↓

クラウド IDE


Google の無料 Kotlin コース

私はアプリ開発は初体験。Java なら何となくわかるかもしれないけど、せっかくなので Kotlin 勉強してみようかな?

まずはデベロッパーガイドをざっと見て…

[公式] Android Studio Developer Guide

同サイト内で、Android アプリ開発言語 Kotlin のベーシックコース無償提供が始まりました。ガイド内「コース」から行けます。

Codelabs のチュートリアルと、Udacity のオンライントレーニングへのリンクもガイドに置いてありました。同ページ「オンライントレーニング」から行けます。

Udacity はプログラミング未経験者向けの動画コースで、「IDE って何?」「XML って何?」「Android Studioの使い方がわからない」という人が始めて、コース終了時にはバースデーカードアプリやダイスゲームアプリが作れるようになる、というものです。私もここから見てみようっと。

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